FLOW-3D Asia Users Conference 2015 開催のご報告


FLOW-3D Asia Users Conference 2015 開催のご報告

conf2015_logo_A4

2015年10月23日(金)、東京カンファレンスセンター・品川にて、FLOW-3D Asia Users Conference 2015を開催いたしました。当日は天候にも恵まれ多くのユーザ様にご参加をいただきました。今年は日本国内のユーザ様の事例発表をはじめ、アジアのユーザ様からも適用事例発表いただきました。

conf2015_img1

最初に弊社代表取締役丸湾より参加者様への御礼とともに、「Asia Users Conference」の名のとおりアジアのユーザ様からの発表についてご紹介させていただきました。

conf2015_img2

続いてフローサイエンス社のJensen社長よりご参加の皆様ならびにユーザ事例発表者様への御礼ならびに今回のユーザ会が皆様にとって有意義な会になることをご挨拶とさせていただきました。

FLOW-3D Solver Developments Version 11.1

conf2015_img3

フローサイエンス社 Barkhudarov氏よりVersion 11.1新機能紹介いただきました。今回は時刻歴プローブを用いたActive Simulation Control機能、鋳造分野に有用な加圧ピンモデル、現在開発中の粒子モデル他ご紹介いただきました。

FLOW-3Dインタフェース機能ご紹介

conf2015_img4

FLOW-3DおよびFLOW-3D Cast GUIの新機能をご紹介させていただきました。今回新機能として、アクティブシミュレーションコントロールが追加されました。これはGUI上で境界条件やGMO機能をユーザが指定した条件にあわせ能動的に条件設定できる機能です。

conf2015_img5

フリースペースには、ユーザ様からの発表事例を含め各種適用事例のパネルを展示いたしました。ご興味お持ちいただきました事例を皆様写真に収める姿を多く拝見しました。

ユーザ・プレゼンテーション

conf2015_img6
①『FLOW-3Dにおける複数音速解析と適用事例』

ブラザー工業株式会社様より、複数の音速を設定し材質の違う円管内の水撃の圧力伝播の影響解析をインクジェットヘッドへの適用を含めご発表いただきました。

conf2015_img7
②『自動車用トランスミッション内部のオイル流れ解析』

株式会社本田技術研究所様より、トランスミッション内の複雑なオイルの挙動ならびに空気の巻き込み挙動を解析で予測可能かについて実測と比較を交えご発表いただきました。

conf2015_img8
③『傾倒式自動注湯取鍋に対する湯切り後傾動作のCFD解析と溶湯振動抑制制御』

国立大学法人豊橋技術科学大学様より、自動注湯取鍋に対する湯切り後傾動作のCFD解析と溶湯振動抑制制御」
自動注湯機における取鍋内の液体(湯)表面振動の制御と振動の影響による注湯挙動と制御をご発表いただきました。

conf2015_img9
④『空気巻き込み欠陥の低減を目的としたダイカスト湯口方案の最適化』

国立大学法人三重大学様より、ダイカストの湯口方案をFLOW-3Dと遺伝子的アルゴリズムを組み合わせて、湯口形状の最適化を改善前、改善後の事例をご発表いただきました。

conf2015_img10
⑤『FLOW-3Dを用いたギヤボックスのゲート設計改善』

Samkee Automotive Co., Ltd様より、各工場の現場で経験と勘に頼っていたゲート方案設計を、シミュレーションを用いて、《凝固解析》、《湯流れ解析》、《凝固+湯流れ解析》とステージに分けて最適化実施した事例をご発表いただきました。

conf2015_img11
⑥『品質管理ではなく工程管理で不良品削減:台湾鋳造工場のケーススタディー』

National United University様より、工程管理による鋳造欠陥の低減を目的として、ダクタイル鋳造の酸化膜追跡、引け巣等の欠陥予測を実験とシミュレーションの比較をもとにご発表いただきました。

conf2015_img12
⑦『ケーススタディー:ゲート設計による品質改善』

Jonshin Mold Industrial様より、従来方案と新法案を使用し湯流れ解析と気泡追跡の解析と実測との比較と湯流れ解析の結果を流体-構造解析インターフェイスソフト「F-SAI」を使用し構造解析を実施した結果をご発表いただきました。

今回は国内外からユーザ発表いただきました。ここであらためて御礼申し上げます。来年も日本国内をはじめ、アジアユーザからもご発表いただく予定です。

フローサイエンスジャパンの開発

conf2015_img13

今年は溶接解析モジュールと流体―構造連成解析インターフェイス「F-SAI」のご紹介をさせていただきました。
溶接解析モジュールには新機能として多重反射機能を追加しました。F-SAIは新機能としてFEMのソリッド要素、シェル要素の混在したFEMメッシュに対応可能となりました。また、FEMメッシュをFLOW-3DのFSI/TSEメッシュにインポートできるようになりました。

今年も Conference 終了後の懇親会には多くのユーザ様にご参加いただきました。ご用意した料理も懇親会終了時にはほぼ完売状態となっていました。今回も懇親会をユーザ様同士の情報交換の場と活用いただけましたら幸いです。

conf2015_img14conf2015_img15conf2015_img16

conf2015_img17conf2015_img18

FLOW-3D 半日トレーニング

conf2015_img19

今年は Conference 前日に、同じく東京コンファレンスセンターにて初めて「FLOW-3D半日トレーニング」を開催させていただきました。当トレーニングはFLOW-3Dで解析実施する上でFLOW-3D初級者様向けに、モデル設定等の注意点やポイントをご説明させたいただき、当トレーニングも好評なうちに終了いたしました。

来年もFLOW-3D Users Conference をはじめFLOW-3Dトレーニング等を充実させていく予定です。

この場をおかりし改めてユーザ皆様に御礼申し上げるとともに、今後ともFLOW-3D ならびにFLOW-3D Castをご愛顧いただきますようお願い申し上げます。

【FLOW-3D Asia Users Conference 2015 開催概要】

日  時: 2015年10月23日(金) 10:00~17:45(受付9:30開始) 18:00~19:30 懇親会
場  所: 東京コンファレンスセンター 品川 大ホール(JR品川駅港南口(東口)より徒歩2分)
主  催: 株式会社フローサイエンスジャパン

プログラム

9:30 受 付 (東京コンファレンスセンター 品川 大ホール)
10:00 開 会
10:00~ ご挨拶

株式会社フローサイエンスジャパン
代表取締役 丸湾 ラエド
10:10~ ご挨拶

Flow Science Inc.
社長 Thomas S Jensen
10:20~ FLOW-3D Solver Developments

Flow Science Inc.
副社長 Dr. Michael Barkhudarov
11:10~ User Interfaces: Workflow Control and Automation

株式会社フローサイエンスジャパン
技術部 根本 泰則
12:00~ 昼食(当社でご用意いたします)
13:00~17:00
ユーザ・プレゼンテーション
インクジェット
『FLOW-3Dにおける複数音速解析と適用事例』

ブラザー工業株式会社
開発企画部
石川 博幸 様
攪拌
『自動車用トランスミッション内部のオイル流れ解析』

株式会社本田技術研究所
四輪R&Dセンター 第4技術開発室 第5ブロック
三枝 大城 様
鋳造
『傾動式自動注湯取鍋に対する湯切り後傾動作のCFD解析と溶湯振動抑制制御』

国立大学法人豊橋技術科学大学
大学院 工学研究科 機械工学専攻
伊藤 敦 様
鋳造
『空気巻き込み欠陥の低減を目的としたダイカスト湯口方案の最適化』

国立大学法人三重大学
大学院 工学研究科 機械工学専攻
金澤 賢一 様
鋳造
『Optimization of Gating Design for Gear Box using FLOW-3D
(FLOW-3Dを用いたギヤボックスのゲート設計改善)』

김태영 様
Mr. TAEYOUNG KIM
Senior Vice President, Head Of R&D Center,
SAMKEE AUTOMOTIVE Co.,LTD
鋳造
『The Casting Reject Rate Controlled by Process Control not by Quality Control : An Example From The Taiwanese Foundry
(品質管理ではなく工程管理で不良品削減:台湾鋳造工場のケーススタディー)』

許 富淵 様
Dr. Fu-Yuan (William) Hsu,
Assistant Professor,
Department of Materials Science and Engineering,
National United University, Taiwan
鋳造
『Product Quality through Gating Design, A Case Study
(ケーススタディー:ゲート設計による品質改善)』

林 宇哲 様
Mr. MILES LIN
R&D Team Leader,
JONSHIN MOLD INDUSTRIAL
17:00~ フローサイエンスジャパンの開発

株式会社フローサイエンスジャパン
技術部 原田 昌人
17:30~ 質疑応答
17:45 閉 会
18:00~ 懇親会 (5Fホール前「ホワイエ」にて)

^ back to top